リスクヘッジとしての保険
保険と聞くと何を思い浮かべるだろうか?生命保険、損害保険、健康保険など、公共のものから個人のものまで様々な保険が存在している。全てにおいて言えるのは、保険とはまさに保険であるということだ。
何をいまさらと思われるかもしれないが、東日本大震災を機に、人は何が起こるかわからない恐怖を感じ始めている。それは、火災保険や地震保険への加入が徐々に増えつつあるということが、潜在的だった万が一への備えを、現実化していることを示している。
備えが必要なのは、個人や家屋だけではない。企業も保険が必要だ。当たり前のように、いつもの社屋、いつもの工場で、たとえば社長は十年後くらいに引退し、若い人に後継を託すことを思い描いていたとしよう。
しかし、震災などの天災や不慮の事故で、社屋や工場が被害を受けるかもしれない、社長も働けない状態になる、もしくは亡くなるということも充分ありうる。その際、会社が新たな社長、経営者に移行するまでの間を保証できるだけの備えが、普段からあるだろうか?
大企業ならともかく、中小企業や零細企業ともなると、備えの量は果たして充分だろうか?平素からのリスクマネジメントの一環として、保険は必要不可欠なものとなってくる。
今の社長の話を、一家の大黒柱である父親に置き換えれば、保険は万が一を補う大切なものであることがわかるだろう。リスクマネジメントは企業だけのものではなく、家庭でも平時から備えておくことが大切なのだ。